京阪2017年2月ダイヤ改正考察 ~ダイヤ改正を設備面から見る~
注目すべき変更点は
・快速特急洛楽の平日運転を開始(毎日運転化)
・洛楽の運転を全て3000系で運転
・全ての2扉車を7両で運行(プレミアムカー改造のため)
・始発駅での入換(小移動)を廃止
くらいでしょうか
1.快速特急洛楽の平日運転を開始(毎日運転化)・洛楽の運転を全て3000系で運転
快速特急洛楽の運転を平日運行2往復を加え、毎日運転となりました。加え車両が8000系7連から3000系8連へと変更されました。これはプレミアムカー運転開始時にダイヤ改正を再び行うことを見越して、今改正で試験的に3000系での運行を試みてるのでしょうか?8000系7連より3000系8連のほうが座席数は少ないので、座席数が多い8000系を優先的に特急に回すという見方もできます。輸送力は欠けますが…。
3000系が洛楽充当することにより新たにノンストップ板も取り付けられました。また毎日運転をPRするヘッドマークも取り付けられています。こちらは3月末くらいまでの掲出でしょうか?
2.全ての2扉車を7両で運行(プレミアムカー改造のため)
8000系中間車のプレミアムカーへの改造のため、8006F~8010Fまでの5編成も今改正より7連で運転されます。これにより8000系モノクラス8連の姿は見納めとなしました。それに伴い7両編成も朝ラッシュの特急運用充当になり、再び女性専用車の設定がされます。2016年9月の運用変更以来、8000系7連は女性専用車ステッカーが貼られていない状態で走っていましたが、再び女性専用車ステッカーの貼り付けがされました。
改正後の寝屋川車庫を車内から。中間車が並べられています。
改正前の8000系7連。女性専用車ステッカーが貼られていない。
8000系モノクラス8連。唯一前照灯が交換されていない8010Fで一番原型に近かった編成。8連ステッカーが貼られていたり上の7連の写真といくつか違いが見られる。
3.始発駅での入換(小移動)を廃止
これまで淀屋橋・出町柳駅で行われていた車内整理後の停車位置の入換が今改正で廃止されました。それにより始発駅の停車位置目標にも変化が。
改正前。黄色(特)が特急用入換前の停車位置、白色(特・快)が入換後の停車位置。
こちらが改正後。入換の手順が省略され、入換後の停車位置に黄色(特・快)の停車位置が。ラッシュ用の一番手前のLED式停車位置目標は撤去されていなかったので平日ダイヤでは使われるのでしょうか?(この記事を書いている地点で平日ダイヤ施行前なのでわからず)
こんなところでしょうか。あくまでも個人的な観点(ココ重要)ですが、改正関連で注目していた点についていろいろまとめてみましたが、設備面で今回は色々注目してみました。また追記するかも。