火の中、寺の中。

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京阪2021年9月ダイヤ改正の主な列車運用の変更点など

今回も例によって自分用のメモも兼ねて2021年9月25日のダイヤ改正について書いていく。

 

現行ダイヤの記事はこちら。

ltdexp9005.hatenablog.com

以下プレスリリースです。

2021年9月25日(土)に京阪線・大津線においてダイヤを変更します (7月8日発表)

京阪線・大津線ダイヤ変更の詳細についてのお知らせ (8月20日発表)

 

時刻表が24日に発表され、改正1ヶ月前にしておおまかなダイヤ編成が見えてきました。

 

○主な変更点

・日中は約15分ヘッドのダイヤを中心に、各時間帯の運行本数を減便

快速急行プレミアムカー営業)を日中2本/h運行

・朝夕のライナー増発

・最終列車の繰り上げ

 

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ダイヤ改正後は快速急行を中心に運行される予定の3000系

 

改正後は特急・準急・普通が4本/h、快速急行が2本/hで運行され、約15分ヘッド(厳密には快速急行が30分に1本だったり、その関係で間隔が15分からずれる)での運行となり、8000系は特急、3000系は快速急行が基本のダイヤになります。ライナー列車は朝夜ともに増発されますが、夜の列車は1時間毎運行となり、淀屋橋を毎時0分発(18~21時)と利用しやすい形態になるかなと思います。終電繰り上げに関しては現在実施されてるものに加え20分程度繰り上がる模様です。

 

◯特急・快速急行の運用

上記の通り、8000系が特急4本/hで2時間サイクル(8運用)、3000系が快速急行2本/hで2時間半サイクル(5運用)となります。2008~2011年のダイヤで日中に特急と快速急行が運行していた時代の8000系・3000系の運用数とおおよそ同じですね。朝夕に運行される快速特急洛楽については、3000系での運行が中心となり、8000系での運行は平日の一部列車のみ(上り1本・下り2本)となるようです。一般車で運行される特急は朝の下り、夜間の上りのみと減少するようです(深夜帯の列車はプレミアムカー休止での特急車での運行の可能性あり)。快速急行出町柳で20分ほど折り返し時間があり、その間にも特急・準急の発着があると考えると、3番線(引き上げ線)への入換が日中に行われる可能性もあります。

 

◯日中運行パターン

特急・快速急行・準急が淀屋橋出町柳、普通が中之島萱島枚方市で運行されます。特急は枚方市丹波橋・三条で準急を追い抜くダイヤになり、2016年ダイヤ改正以来となる日中運行の準急が京橋~枚方市で特急から逃げ切るダイヤとなります(現在は香里園で特急の通過待ち)。快速急行守口市・香里園で普通を、樟葉・龍谷大前深草で準急を追い抜きます。

 

◯朝ラッシュのダイヤ

京橋7~8時台の列車を見ると、通勤快急が5本→4本に、通勤準急が16本→12本、区間急行が8本→5本と全体的に本数が削減されています。現行ダイヤで新設された樟葉発の通勤快急が3本に増え、逆に出町柳発が1本のみになっています。区間急行は守口市~京橋で所要時間10分程度の列車が2本存在するため、B線走行の列車は残ると見てよさそうです。

 

◯夕ラッシュ~夜間のダイヤ

12分ヘッドを基本とし、特急・快速急行or急行・準急・普通が12分に1本運行されます。中之島線発の準急・快速急行も存続で、1本のみですが中之島線発着の快速急行は生き残る模様です。

 

 ◯新設・復活する行先・運用など

3000系快速急行

前述の通りですが、快速急行としては2017年以来4年ぶり、日中運行のものとしては2011年以来10年ぶりの復活となります。また快速急行プレミアムカーの営業が行われるのは今回の改正が初となります。淀屋橋行き・出町柳行きの他に樟葉行きの設定もあります。

 

快速急行枚方市行き

 平日朝ラッシュの終わりの時間に運行されます。ダイヤ乱れ等で運行されたことはありますが、定期列車として設定されることは初となります。

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▲過去にダイヤ乱れでのみ運転された快速急行枚方市行き(2017/07/10)

 

準急三条行き

土休日午前中時間帯に2本運転されます。これまで朝早い時間や夜遅い時間での運転だったため、朝遅めの時間帯に運行されるのは久しぶりでしょうか。また、深夜の三条行きが普通から準急に格上げする形で再設定されています。

 

・7両編成の特急

臨時ダイヤでは鉄道オタクに大好評(?)だった7両の特急が定期化されます。列車は平日ダイヤの出町柳23:39発枚方市行きが、各駅に掲出開始されている時刻表にて7両表記であることが確認されています。この列車はたまに使う機会があるのですが、コロナ前でも乗車率が低く、8両では過剰という印象がありました(7両でも過剰な気も)。土休日ダイヤでは引き続き8両の模様です。

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▲過去にダイヤ乱れでの運用変更で運転された7両の特急枚方市行き(2017/03/20)

 

◯廃止となる行先・運用など

特急樟葉行き

現行ダイヤでは22時台に1本、3000系での運転がされていますが、快速急行に格下げとなる模様です。

 

深夜急行樟葉行き

既に現在の終電繰り上げで運休となっていますが、そのまま改正で廃止となります。ただ、時刻表の列車種別の欄に深夜急行の文字が残ってるので完全廃止とはなっていないようで、将来的に復活する可能性は0ではないということでしょうか。

 

・普通三条行き

現行ダイヤへの変更で朝の三条行きが廃止となり深夜の1本のみとなっていたものの、廃止となります。前述の通り、深夜に運転されているものが準急に格上げする形となっています。

 

・7両編成の通勤快急

2016年改正より設定されていた7両の通勤快急ですが、8両に再び統一されるそうです。朝ラッシュ時の本数減もあり、利用の集中しやすい京阪間優等列車が7両のままだと混雑度が増すからでしょうか?7両の快速急行は引き続き運転がある模様です。

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▲現行ダイヤでは5本中1本が7両で運転されている通勤快急(2018/05/02)

 

◯その他運用の変更点など

・土休日ダイヤの中之島線の列車は普通のみに

・下り最終淀屋橋行きは急行から快速急行に変更

急行淀行きは上り列車の運転がなくなり、下りのみの運転に

出町柳発の通勤快急淀屋橋行きは樟葉始発のみに

準急中之島行きの出町柳発が再設定

区間急行枚方市行きは平日朝から夕方での運行に変更

・8両の通勤準急中之島行き1本のみに(淀屋橋行きは消滅)

 

自分のメモ用ということもあって間違ってるかもしれませんがそこはご了承ください。

また何か気づけば追記します。